中古住宅をメーカーで選ぶならどこがいい

住宅性能を保証しているのは土台から上

住宅にはいろんな性能が要求されますが、ほとんどの性能を発揮しているのは土台から上の躯体部分です。

  • 断熱性
  • 気密性
  • 遮音性
  • 防音性
  • 防火性
  • 防水性
  • 快適性
  • 耐久性
  • 安全性
  • 耐震性
  • 耐風性
  • 耐雨性
  • 耐雪性

土台から上の部分については、ハウスメーカーや工務店によってそれぞれ特徴があり、住宅を建てる時にはそれらの特徴を比較検討して、最終的に建ててもらう住宅会社を決めています。

ところが、土台の下つまり基礎については、ハウスメーカーや工務店によって作り方が違うということはありません。一般的には、基礎工事を施工する工事会社は地元の基礎工事専門業者が行っています。

大手ハウスメーカーだからといって、遠いところから基礎工事の専門チームがやって来るなんてことはありません。大手ハウスメーカーの物件も地元の工務店の物件も、基礎工事は地元の同じ基礎屋さんが工事をしているなんてことはごく普通のことです。

基礎は住宅に要求される性能のうち、耐震性・耐風性・安全性に関係します。

  • 大きな台風や地震が来ても転倒しない
  • 大きな荷重でも住宅が沈下しない

このようなことが、万が一、基礎に問題があると住宅に被害が出てしまいます。

このページのテーマは中古住宅を選ぶ際に、大手ハウスメーカーの物件の方が安心できるの?ということですが、安心できるかどうかは基礎しだいなのです。

中古住宅を選ぶには基礎の健全性が優先です

土台から上がどんなに立派に出来ていても、基礎がお粗末だったら何の意味もありません。当サイトの姉妹サイト「地盤沈下救急隊」で紹介している、沈んだ基礎を持ち上げる工法の実績の中で、大手ハウスメーカーの住宅が大きな割合を占めています。

ほとんどは10年保証の対象になりますので、すべて住宅会社が責任を持って基礎を持ち上げて、正常な状態に直すのですが、所有者にとってはあまり気持ちのいいものではありません。

これまで中古住宅をたくさん点検してきましたが、平成12年以降の住宅は、大手ハウスメーカーであろうが、地場の小さな工務店であろうが、住宅の質についてはあまり差がなくなってきています。
築年数が古くなってきますと、建てた工務店や住宅会社がすでに存在していないなどのケースもあり、どちらかというと大手ハウスメーカーの中古住宅の方が信頼感はありますが、それよりも、基礎が健全な状態になっているかどうかの方がもっと大切なことだと思います。

当サイトで行っている中古住宅の購入前点検診断では、基礎の健全性を確認する為に

  • 床の傾斜を点検し不同沈下がないかを調べる
  • 基礎立ち上がりに発生するクラックを点検し、構造上問題がないかを調べる
などのことを行い、より安心して中古住宅を選択できるお手伝いをしています。

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